不登校の受け皿へ 青森市内6校の小・中学校が“特認校” 学区越えた入学・転入可能に
不登校対策として青森市教育委員会が市内の小中学校6校を特認校に指定し、学区を越えた入学・転校が可能になります。
青森市教育委員会が設置する特認校は油川小学校と油川中学校、新城中央小学校と新城中学校、堤小学校と浦町中学校の3地区6校です。
特認校は学区に関わらず市内全域から入学・転入ができます。
空き教室を活用した学習支援や教育相談のほか、ねぶたづくりや芸術体験など、学校ごとに違う特色のある学びも行います。
増加傾向にある不登校の児童生徒の受け皿になるということです。
★青森市教育委員会 工藤裕司教育長
「子どもたちはひじょうに大きな力を持っていますので、できるだけ多くのこどもたちが自己実現できるように環境を整えて行ければという思いです」
特認校は保護者説明会などを経て新年度から導入されます。
不登校児童を受け入れる特認校の設置は県内初です。