「倒壊する危険性ある」市役所の新本庁舎整備へ 新年度予算案は過去最大総額200億円 青森県黒石市
黒石市は新庁舎の建設費を盛り込んだ過去最大となる総額200億円の新年度当初予算案を発表しました。
黒石市の新年度予算案は総額200億円で今年度をおよそ6億円、率にして9.0%上回り過去最大となりました。
要因として市は総事業費30億円をかけて来年度から始まる新本庁舎の建設を挙げています。
56年前に建てられたいまの本庁舎は地震で倒壊する危険性があり、防災拠点としての機能もないとしています。
ほかに歴史的な風情のあるこみせ通りの電柱と電線をなくし、美しい景観にする事業に12億2,000万円を計上しました。
また指定ごみ袋の規格と価格を平川市や藤崎町と統一するなど、ごみの減量化や再資源化に取り組む事業に4,300万円を盛り込みました。
予算案は今月開会する市議会に提出されます。