“10年に一度レベル”の寒波か 気象庁が「大雪に関する早期天候情報」を発表 5日間の降雪量は平年の2倍以上
気象庁は5日、北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国地方に「大雪に関する早期天候情報」を発表しました。
東北日本海側では12月11日頃から5日間降雪量が平年比233%以上と見込まれるということです。
「早期天候情報」はその時期としては『10年に一度レベル』しか起きないような著しい低温や高温、降雪量となる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかけるために出される情報ということです。
情報発表日の6日後から14日後までを対象として、 5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。
東北地方では11日頃から冬型の気圧配置が強まりやすくなるため、東北日本海側を中心に、この時期としては降雪量がかなり多くなる可能性があるとして農作物の管理や除雪などの対応に注意を呼びかけています。
<参考>
この期間の東北地方の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。
地点 平年値
五所川原 20センチ
青森 24センチ
弘前 23センチ
酸ケ湯 60センチ
鷹巣 18センチ
秋田 10センチ
横手 30センチ
矢島 22センチ
酒田 7センチ
新庄 24センチ
山形 10センチ
米沢 22センチ
若松 10センチ
只見 41センチ
むつ 10センチ
十和田 11センチ
盛岡 6センチ
湯田 39センチ
北上 10センチ
川渡 13センチ
古川 6センチ
新川 10センチ