青森市でJRの駅と郵便局の窓口業務を一体で運営する取り組みが、きょうから始まりました。

窓口を一体で運営するのは青森市羽白沢田のJR油川駅です。
セレモニーでは日本郵便の小野木喜惠子東北支社長が「お客様が便利に快適にご利用頂ける郵便局になるよう努める」とあいさつしました。
一体運営は利用者数が減り無人駅となっていた油川駅に、建物の老朽化が課題となっていた近くにある油川郵便局を移転させたものです。
名称は「油川駅郵便局」となり、荷物の受け渡しなどの郵便局業務と、列車の案内などの駅の役割を郵便局員が同じ窓口で行います。

★油川地区に住む人
「きれいですよね　向こう（油川郵便局）は少し古かったから明るくて来やすい感じ」
「すごくきれいになっていいですよ　活気があっていいですね」

郵便局と駅の一体運営は全国で4例目、県内では初めてです。
日本郵便とJR東日本が去年人口減少など社会課題の解決に向けた協定を結んだことで取り組みが広がっていて、生活インフラ拠点としてのにぎわいづくりが期待されます。

★油川駅郵便局　蝦名正邦局長
「あらゆる生活の拠点になるような貯金・保険・郵便含めそれからJRの業務も含めて地域で便利に利用できる郵便局を目指します」

窓口の営業時間は午前9時からで、土日や祝日は取り扱いがありません。