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伊方原発 大分県の住民569人が運転差し止め求めた裁判 きょう判決【愛媛】

2024年3月7日 11:43
伊方原発 大分県の住民569人が運転差し止め求めた裁判 きょう判決【愛媛】

大分県の住民が伊方原発3号機の運転差し止めを求めた裁判で、大分地裁がきょう午後判決を出します。伊方原発を巡る集団訴訟での判決は、今回が初めてです。

伊方原発3号機の運転差し止めを求めているのは大分県の住民569人です。

原告側はこれまで、四国電力の活断層の調査は不十分で、「地下の地質構造を三次元的に把握する調査が必要」などと訴えています。

これに対し、四国電力は「ボーリング調査などの総合的な評価で地下構造は把握できていて、原子力規制委員会の新規制基準に照らしても三次元探査は不要」と主張。

また、「海上音波探査などの結果、敷地近くに活断層はない」などと反論しています。

伊方原発の運転差し止めを巡っては松山、広島、山口地裁岩国支部でも同様の裁判が係争中で、一連の集団訴訟での判決は今回が初めてとなります。

判決は、きょう午後2時に言い渡されます。

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