新居浜太鼓祭りはきょう各地でかきくらべが行われ、市内は祭りムード一色となっています。

午後1時すぎ、新居浜市の山根市民グラウンドには20台の太鼓台が勢揃いし、4年ぶりとなる「上部統一寄せ」が行われました。

新居浜太鼓祭り最大の見せ場、かきくらべは練り歩く際に付けているタイヤを取り外し、かき夫の力だけでおよそ3トンもの太鼓台を操ります。

勇壮なかきくらべを一目見ようと集まった大勢の見物客の前で、一列に並んだ太鼓台が一斉に頭上高く差し上げられると、会場からは大きな拍手と歓声があがっていました。

東京から帰省したという女性は「コロナが明けてのお祭りだったのでこのために帰ってきました。活気が戻ってきたなという感じですね」と笑顔で話していました。

新居浜太鼓まつり、最終日のあすは八旛神社かきくらべなどが行われ、フィナーレを迎えます。