「女性職員3人がセクハラを受けている」相談受け松山市が調査 処分など検討
今年2月、松山市役所に「女性職員3人がセクハラを受けている」との相談があったということです。市は、女性職員の意向を踏まえながら調査を行っています。
松山市人事課によりますと、今年2月「女性職員3人がセクハラを受けている」と、3人の先輩職員から相談があったということです。
市によると、3人が去年夏以降、上司だった男性職員1人から、SNSで好意を寄せるメッセージを送られたり、飲み会で肩を組まれたりしたなどの内容だったということです。
市の人事課は、女性職員1人から直接話を聞いたところ、「男性職員の処分は求めていない。自分が特定されるような目立った動きはしないでほしい」との意向があったということです。
これを受け、今年3月と4月に総務部長から男性職員に、疑われる行為をやめるよう口頭で注意し、男性職員の行為は止まったということです。
市によると、その後も女性職員と面談を重ね、今週に入り、女性職員が男性職員の処分を求めたということです。
市は、今後、男性職員や周囲の同僚などに聞き取り調査を行い、処分などについて検討することにしています。