“電子マネー”悪用の特殊詐欺被害が多発 11日から全国地域安全運動でパトロール
安全で安心して暮らせるまちを実現するため地域ぐるみで取り組もうという全国地域安全運動。全国一斉にきょうから10日間行われます。
宇和島市の道の駅「きさいや広場」でも、宇和島署の署員や地元の防犯ボランティアによるパトロールの出発式が行われました。
宇和島警察署 小玉英次署長:
「高齢者をターゲットとしました特殊詐欺事件があとを絶たない状況にございます」
先月末現在、県内の特殊詐欺被害は63件発生していて、被害額はおよそ1億800万円となっています。
去年の同じ時期とくらべて、被害額は減っているものの、件数は2倍となっています。
最近の特殊詐欺被害の特徴は…
宇和島警察署 生活安全課 渡部慶紀課長:
「お金をだまし取られる手段に電子マネーを悪用するタイプのものが多いかと思います。電子マネーを買って裏の番号を教えてという手口でお金をだまされるものでした」
警察では、心当たりのない番号から電話がかかってきた場合はすぐに切るか家族や警察に相談して欲しいと呼び掛けています。