「+1」や「+44」から始まる着信に注意!国際電話番号を利用した特殊詐欺が急増【愛媛】
県内で国際電話を使った特殊詐欺の予兆電話が急増しています。
国際電話からの着信は、通常の電話番号の前に、「+1」などの国番号が表示されるのが特徴です。
県警によりますと、県内では今年7月に55件、8月に53件、9月に136件の国際電話を使った特殊詐欺の予兆電話を認知。今年6月の16件と比べ、9月は8.5倍に急増しています。
予兆電話はアメリカの国番号である「+1」やイギリスの国番号である「+44」などの番号が多いということです。
被害も出ています。県警がまとめたところ、架空請求詐欺は5件で、被害額はあわせておよそ300万円。還付金詐欺は1件で、被害額はおよそ50万円です。
県警では「国際電話がかかってきたら電話に出ないことや、海外との電話が不要な人は無償で利用できる国際電話不取扱受付センターのサービスを活用してほしい」などと注意を呼びかけています。