実はメスだったと判明のライオン「クレイ」“オス”として引っ越した北海道から故郷とべ動物園へ戻る
7か月前、“オス”として北海道に旅立ったライオンのクレイ。“メス”としてとべに帰ってきました。
きょう、報道陣の前に元気な姿を見せてくれた“メス”ライオンのクレイ。先週24日金曜の早朝、27時間かけて陸路でとべ動物園に帰ってきました。
2022年5月にとべ動物園で生まれ、個体の特徴などから“オス”と判断されていたクレイ。
去年10月、北海道札幌市の円山動物園に“オス”ライオンとして引っ越ししましたが、その後、北海道大学獣医学部で遺伝子分析の検査を行ったところ、“メス”だったと判明。今後の飼育環境を考え、とべ動物園に返還されることになりました。
旅立ちから7か月。体重は出発した時から10キロ増えて80キロに。見た目にも、一回り大きく“お姉さん”になりました。
三根生康幸飼育員:
「(到着後)すぐにエサあげたんですけど結構食いつきも良かったです、元気です。やっぱり帰ってきたら本当に嬉しいですね飼育係としては」
再会を楽しみにしているファンも多いというクレイ。一般公開はあすからで、あすから来月10日頃までは、クレイの体調などを見ながら週3回公開される予定です。