JR四国の特急「しおかぜ」「いしづち」8000系車両がリニューアル 12月23日に運行開始
JR四国の特急「しおかぜ」や「いしづち」で使われる8000系車両がリニューアルし、報道関係者に公開されました。
愛媛みかんをイメージしたオレンジと香川のオリーブをイメージしたグリーンのライン。疾走感のあるデザインにリニューアルされた8000系車両です。
5日、香川県多度津町にあるJR四国多度津工場で、報道関係者にお披露目されました。
8000系車両は1992年にデビューしたJR四国初の特急電車で、岡山・松山間を走る「しおかぜ」と高松・松山を走る「いしづち」で活躍しています。
リニューアルでは内装も大きく様変わりました。
普通席では窓側の全ての座席にコンセントが設置されたほか、全ての車両の照明がLED化され、やわらかな間接照明が旅の疲れを癒してくれそうです。
JR四国デザインプロジェクト担当室長の松岡哲也さんは「やっぱりこの列車がホームに来た時の『旅の高揚感』とかはひとしおだと思うので、鉄道旅行も楽しんでもらいたい」と話しています。
この車両の運用は12月23日にスタートし、JR四国ではこの先およそ4年間かけて全ての8000系車両をリニューアルすることにしています。