文化やスポーツ以外の分野で優秀な成績を収めた個人や団体に贈られる「愛顔のえひめ賞」の表彰式が行われました。

きのう県庁で行われた表彰式では、「愛顔のえひめ賞」の受賞者に中村知事から賞状が手渡されました。

「愛顔のえひめ賞」は農業やものづくりなどの分野で優秀な成績を収めた個人や団体に贈られる賞で、今回、3個人2団体が選ばれました。

このうち、長浜高校の重松そらさんたち3人は、高校生がオリジナルの缶詰を開発して競う全国大会で、最優秀賞を受賞しました。

大部分が廃棄処分になってしまうという「ブリの中落ち」を食べられるように工夫した缶詰を開発したことが評価されたということです。

長浜高校の重松そらさんは、「今後はこの技術をブリ以外の様々な魚にも応用しフードロスの削減をしていきたい」と抱負を述べていました。

受賞者に対して中村知事は「チャレンジや深堀りすることの経験を活かして、大いに羽ばたいてもらいたい」とエールを送りました。