伊予鉄バスが川内バスターミナルに「EVバス」の充電設備を整備 2027年度までに50台導入めざす
電気で動く「EVバス」の本格的な導入を見据え、伊予鉄バスが愛媛県東温市に新たな充電施設を整備しました。
東温市の伊予鉄バス川内バスターミナルに新たに整備されたのは、EVバス用の充電設備です。
伊予鉄バスの充電拠点はこれで3か所目で、国の交付金を活用した地方の公共交通機関の充電設備の整備は全国で初となります。
きょうは竣工式が行われ、伊予鉄グループの清水一郎社長が「これからも安全、環境、利便性に積極的に投資していきたい」とあいさつしていました。
現在、伊予鉄バスでは11台のEVバスを運行していますが、2027年度までに50台へ増やす計画を進めています。
今回の整備により、東温市と松山市駅を結ぶ主要路線「川内線」でEVバスの導入比率を高めるほか、災害時の非常用電源としても活用が期待できるということです。