三浦工業の40代男性社員が下請け業者からキックバック 不正に1600万円受け取り【愛媛】
三浦工業の男性社員が複数の下請け工事業者から私的にキックバックさせ、およそ1600万円を不正に受け取っていたことが分かりました。
三浦工業によりますと、不正を行っていたのは中部地方の支店に勤務する40代の営業担当の男性係長です。
この係長は2020年2月から2023年1月ごろにかけて、下請け工事業者3社から工事発注の見返りにキックバックを要求し、およそ1600万円を不正に受け取っていました。
三浦工業では下請け工事業者からの通報で事態を把握し、社内の調査を進めてきました。
調べに対して、この係長は不正を認めているということです。
三浦工業は「このような事態を招き深く反省いたします」と話すとともに、引き続き社内調査をしたうえで、この社員の処分や再発防止策などを検討していく方針です。