御荘で36.8℃観測 7月史上2番目の暑さに 県内17人が熱中症疑いで搬送
きょうは愛媛県内6つの地点で猛暑日となり、全国では関東を中心に6地点で40℃を超えました。
県内も厳しい暑さで東予を中心に6つの地点で最高気温が35℃を超えました。御荘では36.8℃を観測していて、7月としては史上2番目の暑さです。
先週、高松地方気象台は四国地方に長期間の高温に関する気象情報を発表しています。
四国地方は7月上旬から気温の高い状態が続いていて、1か月程度は暖かい空気に覆われやすく気温の高い状態が長く続くので農作物や家畜の管理、体調管理に十分注意が必要としています。
前回、長期間の高温に関する情報が発表されたのは4年前の2020年の8月です。この年は、御荘で39℃を観測するなど県内8つの地点で観測史上最も高い気温を観測し、連続して猛暑日となった日数が大洲・四国中央11日、久万で6日など各地で厳しい暑さが長く続いた年でもありました。
今年はすでに各地で猛暑が続いています。西条市ではきのう熱中症の疑いで60代の女性が亡くなりました。また今日は17人が熱中症の疑いで救急搬送されていて、うち一人が重症とみられています。
気象庁は、今週日曜日からの1週間もまた10年に一度クラスの危険な暑さになると予想しています。厳しい暑さはこの先も続きます。
熱中症は…
・風邪などで体調がすぐれない
・二日酔い
・睡眠不足の場合は特に発症しやすいので
日々の体調管理はこれまで以上に注意して熱中症予防をしていきましょう。
あす午前中は雲が広がる所もありますが、午後は各地で晴れて雨の心配はありません。
あすも日中は36℃前後と予想されています。外を歩く時は帽子や日傘で直射日光を避け、部屋の中ではエアコンなどで涼しくして過ごしましょう。
週間天気です。日曜日までは晴れて強い日差しが照り付けます。来週月曜日から火曜日は南から湿った空気が流れ込んで雲が広がり山沿いや南予で雨が降りやすくなるかもしれません。
気温はこの先35℃前後。外での作業や活動は計画的に休憩時間をとったり作業時間を短くするなど熱中症予防を心がけましょう。