高知県によりますと、8月19日からの1週間の定点医療機関あたりの新型コロナの患者数は10.64人で、前週の10.89人からほぼ横ばいとなっています。
一方、8月は熱中症による搬送が増加したこともあって、8月26日までの県内の
救急搬送件数は3542件と、過去15年間の8月で最も多かった去年の4065件を上回るペースになっています。
このうち救急搬送先の選定に4回以上要請した搬送困難事例は全体の5.9パーセントと、コロナ禍前の2019年8月の2.5パーセントと比べて高い値になっています。
県健康対策課は「感染状況がまだ底になっていない」として、手洗いや換気など基本的な感染対策を呼びかけています。