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モノづくりの現場を明治大学生が訪問 将来を担う人材を育てる【高知】

2024年8月28日 18:59
モノづくりの現場を明治大学生が訪問 将来を担う人材を育てる【高知】
高知県産の竹などを使った自動車のハンドルを製造する高知県南国市の会社を8月27日、県外の大学生が訪れモノづくりの現場を見学しました。

弧を描く木目に独特の光沢が織りなす、まるで芸術品のような竹などの美しさを活かした自動車用ハンドル。

大手自動車メーカー向けにハンドルを製造する南国市のミロクテクノウッドを訪れたのは、明治大学の学生16人です。

学生たちが所属するゼミでは自動車や電機メーカーの生産システムを研究していて、2011年から製造業の現場を学ぶために毎年夏にミロクテクノウッドを視察しています。

学生たちは銃の製造工程や竹などをハンドルに接着する工程を見学し技術者の説明を聞きながら真剣な表情でメモを取っていました。

ゼミの学生の中には、視察をきっかけに高知が好きになり、2022年に県内企業に就職した卒業生もいるということです。

ミロクテクノウッドの片山弘紀社長は、「こうした交流を通じて日本のモノづくりを担う人材が将来育ってくれれば」と話していました。
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