濵田高知県知事は7月11日の定例会見で、7月5日に高知市の小学生が水泳授業で死亡した事故について「極めて重く深刻に受け止めている」としたうえで各教育委員会や学校に対し「余所事ではなく安全対策を徹底し全力を尽くしてほしい」と強く求めました。

7月5日に発生した高知市長浜小学校4年生の男子児童が南海中学校のプールで水泳授業中に溺れて死亡した事故について濵田知事は次のように述べました。

濵田知事
「子どもたちにとって安全安心であるべき場所である学校の、しかも授業中に死亡事故が発生したということは極めて重く深刻に受け止めている。各教育委員会と学校においては今回の事故は決して余所事ではないという前提にたち安全対策を徹底し、こうした事故が二度と起こらないように全力を尽くしてもらいたい」

また新型コロナの県内の定点医療機関あたりの感染報告数が12.75人と、前の週に比べて約2倍に急増していることを受けて、濵田知事は基本的な感染対策に一層取り組むことや医療機関、高齢者施設を訪問する際には各施設の感染対策に準じてマスクを着用するなど感染防止に協力するよう県民へ呼びかけました。