いよいよ8月9日から始まる高知の真夏の祭典よさこい祭り。「こうちeye」では、シリーズで今年のよさこい祭りについてお伝えしています。今回は初出場のチーム、高知市の空跳（くどう）を紹介します。

「空跳」の踊り子は140人で、ほとんどが女性という華やかなチームを率いるのは、振付師の工藤理恵さん。数々のチームを受賞に導いてきた工藤さんが初めて手掛けたチームです。

■工藤理恵さん
「コロナ禍があってそれから何年か休んでいたが、その後によさこい8という活動をしていた。その特別演舞で踊ったときに踊り子の笑顔をみて『いい顔しているな』って思って。よさこいって、高知ってすごいなって思って。その笑顔をみているときに（チームを）やってみたいと思った。初と思えないくらい和気あいあいと笑いありで楽しくやっている」

そして初出場の今年のテーマは？
■工藤さん
「コンセプトは『華の乱』。140人がほとんど女性の踊り子なので、ひとりひとりが花になって当日は咲き乱れようと。衣装もそうなんですけど、花をイメージした衣装。もうお花になりましょって」

テーマは「華の乱」。踊り子ひとりひとりが花になって咲き誇る様子を表現します。

チームを率いる工藤さん。参加する踊り子の中にはファンも多いようで。
■踊り子
「シンプルにまず存在が好き。めちゃくちゃきれいじゃないですか」「かっこいい。真似はできないけど （真似）したいなと思う」

一方子どもたちは？
■子どもたち
「めっちゃ優しいけど怖いところもあって、いつも楽しく面白くできている」「ダンスがすごい上手で教えるのもうまくてこんな表現だよって詳しく教えてくれる」「やさしい先生」

いよいよ始動する工藤の空跳。チームの目標は？

■工藤さん
「みなさんが集まってくれたことに本当に感謝している。（踊り子には）楽しんでもらいたいというのが一番。（チームの目標は）感動を与えたいというのが一番」

140人の美しく華やかな舞で見る人の心に花を咲かせます。