国内で最も古い分類となる文章の一部か 南国市で出土した土器に刻まれた漢字2文字【高知】
高知県南国市の若宮ノ東遺跡から出土した土器に刻まれた「漢字2文字」が、国内で最も古い分類になる文章の一部である可能性が高いことが、県立埋蔵文化財センターの調査報告で分かりました。
文字が刻まれた可能性がある南国市の若宮ノ東遺跡から出土された土器の破片は、つぼの一部とみられています。
1文字目が一部損なわれた「何」という文字。そして、2文字目が「不」という文字とみられます。この土器の破片は県立埋蔵文化財センターが2018年度におこなった発掘調査で弥生時代後期末から古墳時代初めの竪穴建物跡から出土したもので、2019年度に整理作業の一環として洗浄したところみつかりました
大きさは縦・7センチ、横・約11センチで、鑑定を依頼した国立歴史民俗博物館の平川南 元館長など専門家が1文字目が「何」、2文字目が「不」とみられると鑑定しました。
文字は土器の上から下にかけて、へらのような工具で斜めに縦書きで刻まれていいます。文字ははっきりしていて、土器を焼き上げる前の表面がまだ柔らかいうちに記されたと考えられています。
専門家の指摘では、この後に何らかの文字が続き文章であった可能性もあるとしていて「何」「不」という文字は国内でも最も古い分類になる文章の一部である可能性が高いということです。
文字が刻まれた可能性がある南国市の若宮ノ東遺跡から出土された土器の破片は、つぼの一部とみられています。
1文字目が一部損なわれた「何」という文字。そして、2文字目が「不」という文字とみられます。この土器の破片は県立埋蔵文化財センターが2018年度におこなった発掘調査で弥生時代後期末から古墳時代初めの竪穴建物跡から出土したもので、2019年度に整理作業の一環として洗浄したところみつかりました
大きさは縦・7センチ、横・約11センチで、鑑定を依頼した国立歴史民俗博物館の平川南 元館長など専門家が1文字目が「何」、2文字目が「不」とみられると鑑定しました。
文字は土器の上から下にかけて、へらのような工具で斜めに縦書きで刻まれていいます。文字ははっきりしていて、土器を焼き上げる前の表面がまだ柔らかいうちに記されたと考えられています。
専門家の指摘では、この後に何らかの文字が続き文章であった可能性もあるとしていて「何」「不」という文字は国内でも最も古い分類になる文章の一部である可能性が高いということです。
最終更新日:2025年1月23日 12:07