官民が協力して高知県内の婚姻数を増やそうと、9月10日に県と県の委託先のサポートセンター、民間の結婚相談所の団体の3者が協定を結びました。

10日に県庁で、県子ども・福祉政策部と、県が結婚支援事業を委託しているこうち出会いサポートセンター、県内の民間結婚相談所9社が加盟するこうち結婚推進協会の3者が協定を締結しました。
この協定は、こうち出会いサポートセンターの会員と民間の結婚相談所の会員間のマッチングを可能にするものです。

相互のマッチングは10月から始まり、サポートセンターに登録している700人の会員と民間9社の約200人の会員との交流が始まることで、婚姻数の増加が期待できます。

県によりますと、県内の婚姻数はピークの1947年には1万件を超えていましたがその後、経済情勢などを背景に減少傾向となり1980年代以降は4000件台で推移。
その後も少子化が進み、去年の婚姻数はついに2000件を割り込み。過去最低の1985件でした。