×

四万十市の食肉センターに新たな整備計画 2028年度の稼働を予定【高知】

2024年7月12日 12:02
四万十市の食肉センターに新たな整備計画 2028年度の稼働を予定【高知】
老朽化による建て替えが保留となっていた、県内で唯一、豚の解体処理ができる高知県四万十市の食肉センターについて、四万十市は新たな整備計画が固まったとして7月11日に会見を開きました。

1967年に開設した四万十市の食肉センターは老朽化が問題となり、市は建て替えを検討していましたが、資材高騰による整備費の膨張で保留となっていました。
四万十市は4月から検討会を開き内容を見直していて、11日に整備計画が固まったとして会見を開きました。

新たな食肉センターの総事業費は約63億円で、本体が鉄骨平屋一部2階建てで延べ床面積は3533平方メートル。
処理頭数は1日あたり600頭、年間最大で14万7000頭で、処理はスチームを使用して肉質劣化を少なくする湯はぎ方式を中四国で初めて導入します。

11日はセンターの整備・運営を担う「一般社団法人四万十食肉公社」の設立総会も開かれました。
四万十市の新たな食肉センターは2028年度の稼働を予定しています。
高知放送のニュース