1月13日と14日に高知県内を観光した男性がはしかを発症した事案について、県は男性が立ち寄っていた場所を新たに公表しました。

1月13日と14日県内を観光した都内の30代男性がはしかに感染していたことが確認された事案で、県は1月23日に男性の立ち寄り先が新たに判明したとして公表しました。

これによりますと、男性は13日に飛行機で高知入りしレンタカーで室戸市へ向かい、午後3時半頃からむろと廃校水族館を観光しました。

また午後に、室戸市役所前のローソンにも立ち寄っていたということです。
翌14日の昼頃には高知市のひろめ市場を訪れ、その後桂浜を観光し、桂浜で店を利用していたことが分かりました。

はしかは感染力が非常に強く、感染すると約10日から12日後に発熱や咳、鼻水などかぜのような症状が現れ、その後39度以上の熱や発疹が出るということです。

県では、感染した男性が立ち寄った県内の場所に13日と14日の同じ時間帯に訪れ、1月中にはしかの症状が出た人に対して、近くの保健所に連絡するよう呼びかけています。