高校生が「ヨシ」の刈り取り 水質改善を学ぶ
岡山市で、地元の高校生が、湖に自生し水質の浄化を助ける植物「ヨシ」の刈り取りを体験しました。
児島湖でヨシを刈り取ったのは、岡山市南区の興陽高校造園デザイン科の1年生40人です。
水辺に自生するヨシは、水質悪化の原因となる窒素やリンを吸収する効果があります。しかし、冬に枯れると、これらの物質が湖に戻るため、学校は毎年手入れに協力しています。地元の湖の環境を守ろうと、生徒達は鎌で丁寧に刈り、ゴミも拾いました。
60年ほど前の干拓事業などで水質が悪化し、改善の取り組みが続く児島湖。湖を管理する県は、活動を通じて若い世代に環境を守る意識を高めてほしいとしています。
最終更新日:2025年1月16日 18:59