刑法犯の認知件数 3年連続で増加 香川県警
香川県警が認知した刑法犯の件数は、3年連続で増加しました。
香川県警によりますと、去年の刑法犯の認知件数は5858件で、戦後最少となった2021年から3年連続で増加しました。前の年から最も増えたのは、特殊詐欺やSNSを悪用した詐欺などの知能犯で、1012件でした。
この内、特殊詐欺は233件で、被害額はおよそ6億8000万円と、これまでで最も多かった5億円を上回り、過去最悪となりました。また、SNSを悪用した投資・ロマンス詐欺は260件で、被害額は23億7000万円余りと、前の年の倍近くに上りました。
香川県警は、深刻化する被害を未然に防ぐため、警察OBからなる防犯アドバイザーに金融機関や個人の自宅を訪問してもらい、防犯指導を行うなどの対策を進めることにしています。