「公設民営」支線バス テスト走行 岡山市
厳しい経営が続くバス路線の維持のため、岡山市とバス事業者による新たな路線の運行が来月(4月)から始まります。その路線で走るバスのテスト走行が今日(26日)公開されました。
来月1日から運行を開始するのは岡山市の八晃運輸の小型バスで、JR北長瀬駅と妹尾駅を結びます。2つの駅の間には10の停留所が設置され、平日・休日共に朝7時台から夜7時台まで。1日20往復するダイヤで、中学生以上が200円均一になっています。
岡山市は、バスの再編計画の中で、路線を、幹線と利用の少ない支線に分けて、支線は交通網維持のため、市が車両の購入費用や運行経費の最大65パーセントを負担。運行は事業者が担う「公設民営」方式をとっていて、既存車両を活用するため、運行開始が17ある全ての支線の中で最も早い、来月1日となりました。
今年10月頃には、市の東部の西大寺方面や西部の庭瀬方面など、6つの支線でも運行が始まる予定です。