台風の影響で、29日も東海道線などに影響が出ていますが、30日は、さらに東海道新幹線や在来線の一部区間で終日運休が決定するなど交通への影響が広がりそうです。現在と今後の交通情報をまとめました。

JR東海によりますと、午後4時30分現在、、東海道新幹線は、雨のため、上りが名古屋駅～三島駅間、下りが東京駅～豊橋駅間で運転を見合わせています。

一方、東海道線は、静岡～豊橋間の上下線で運転を見合わせています。また、現在、通常よりも本数を減らして運転している熱海～静岡駅間で、この後、29日 午後10時までに上下線で終日運転を見合わせる予定です。

そして、あす30日です。

東海道新幹線は、三島～名古屋間で始発から終日運転を取りやめると発表しました。また、東京～三島間、名古屋～新大阪間でも大幅に本数を減らして運転するということですが雨の影響により長時間の運転見合わせなどが発生する可能性もあるということです。

在来線です。

東海道本線は、富士～掛川間で始発から上下線で終日運転を見合わせ、掛川～豊橋間では始発から夕方ごろまで運転を見合わせます。また、熱海～富士間の上下線でも通常より本数を減らして運転するということです。

身延線は、富士～鰍沢口間で始発から上下線で終日運転を見合わせ鰍沢口～甲府間では本数を減らして運行します。

御殿場線は、沼津～御殿場間は本数を減らして運転しますが、御殿場～国府津間は29日 午後6時ごろまでに運転を見合わせ、そのまま、30日 終日運休する見込みです。

続いて道路です。

現在、県内の東名・新東名で台風による通行止めは発生していません。

ネクスコ中日本によりますと、新東名では、この後、午後6時から30日の午前0時までの間に、新静岡ICから島田金谷IC間の上下線で通行止めの可能性があるということです。さらに、30日 午前0時以降になると、通行止めの区間が、島田金谷ICの先の森掛川ICまで伸びる見通しです。

一方、東名は、30日 午前6時から正午までの間に、静岡ICから焼津IC間が通行止めとなる見通しで、いずれの区間も解除される時期は明らかになっていません。
　　　　
ネクスコ中日本は、このほかの区間でも、通行止めや交通規制を長時間行う可能性があり、出かける際は、最新の気象予測や道路交通情報を確認するよう呼びかけています。