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いま量販店で話題は「コメがない!」そこで爆売れ…パックご飯!前年比4倍売れている現実

2024年8月27日 18:45
いま量販店で話題は「コメがない!」そこで爆売れ…パックご飯!前年比4倍売れている現実

店頭でのコメ不足が続く中、市内のホームセンターではいま、パックご飯が売れています。

一方で、芦別ではすでに新米の出荷が始まるなど、在庫の回復が見込まれることから、政府は冷静な対応を呼び掛けています。

北海道がトップクラスの生産量を誇り、私たちの食卓には欠かせないコメ。

しかし、そのコメにいま異変がおきています。

(山岡記者)「こちらのホームセンターには米が売っておらず、パックご飯しか置いていません」

札幌市内のホームセンターでは、お盆を過ぎたころからコメの入荷が途絶え、9月中旬までコメの販売を休止。

コメ不足が続いています。

そこでいま人気となっているのがパックご飯です。

2023年と比べると4倍以上売れていて、コメ売り場にはパックご飯が並べられています。

(客)「コメがどこに行ってもないので、2~3日前から探し回っています。困っています。子どものお弁当もあるしコメを使うのでちょっと困る」

(ジョイフルエーケー屯田店 新酒英暁副店長)「(入荷は)9月中旬を予定しておりますけど、現在近づいてきている台風の影響で、なかなか目処が立たない状態だと思います。お待ちいただくよりほかないと思います」

コメ不足の背景にあるといわれるのが「供給不足」と「買い占め」です。

(林芳正官房長官)「令和5年産米の需要が堅調に推移し、在庫量が近年では低い水準となる中で、南海トラフ地震臨時情報やその後の神奈川県西部地震等により、買いこみ需要が発生したこと、そして運送業者がお盆休みに入った影響もあり、商品搬入に停滞が生じたことなどによりまして品薄となった」

一方で、コメの供給には回復の兆しが見えています。

黄金色に色づき元気に育つ稲。

空知・芦別の農家では、はやくも新米の収穫が始まっています。

道の駅では、はやくも収穫した新米が店頭に。

品種は「えみまる」5キロ2200円で販売されています。

(広尾から来た人)「ことし初めての新米なのでちょっと期待して買ってみました」

(斜里から来た人)「ラッキーです、探していたので」

コメ農家の中村さんが持ってきた新米のおにぎりを道の駅の店員が試食!

そのお味はー

(店員)「とても味がおいしいし冷めてもふっくらしていておいしいです」

(ファームなかむら 中村寛郎代表)「去年は気温が高すぎたせいで味がいまいちだったんですけど、ことしは気温がそんなに上がらなかったのでおいしいお米ができたんじゃないかなと思います」

新米の出荷がはじまり供給が回復するなかで、鈴木知事は27日の会見で、冷静な対応をするよう呼び掛けました。

(鈴木知事)「道産米につきましても、道民の皆様が消費していただいている割合が高い状況で、全国と比べ品薄感が少なかった。新米が来月から出回ってくるので、順調に回復していくので冷静に対応していただければと思う」

全国的に起きている「コメ不足」。

供給は順調に回復し、来月にはおいしいコメが食卓に届く見込みだということです。

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