【中継】感情を表すことなく冷静 父親・田村修被告…判決の瞬間 札幌すすきのホテル殺人
札幌・すすきののホテルで頭部のない男性の遺体が見つかった事件で、殺人ほう助などの罪に問われていた父親に対し、札幌地裁は懲役1年4か月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
法廷で田村修被告はどのような様子で判決を受け止めたのでしょうか。
札幌地裁前から中継です。
午後2時ごろ、修被告に懲役1年4か月・執行猶予4年という判決が言い渡されました。
私は裁判の15分ほど前に入廷しましたが、始まるまでだれも言葉を発することはなく、これまでの裁判よりも張り詰めた雰囲気でした。
修被告は扉を2回ノックした後、いつも通り黒いスーツにネクタイ姿で法廷に現れました。
席に座った後には膝の上で手を置き、天井を見上げましたが、すぐに姿勢を正し前を見つめました。
証言台で判決を言い渡された際に感情を表すことはなく、冷静に受け止めていた印象です。
修被告が席に戻った後、40分以上にわたって判決の理由などが読み上げられましたが、修被告は裁判長をまっすぐ見つめ、一切顔をそらすことはありませんでした。
修被告の裁判は午後3時ごろ終わり、17日には浩子被告の裁判が予定されています。