北海道千歳市のバス会社と労働組合、和解 2023年にはストライキで運休も
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北海道千歳市のバス会社「千歳相互観光バス」の労働組合は2024年7月12日、労働条件などを巡って2022年から続けていた労働争議を終了し、会社側と和解したと発表しました。
2023年4月にはストライキによって路線バスが運休する事態に発展していました。
労働組合によりますと、組合側は乗務員の待遇改善や不当労働行為などをめぐって、2022年12月から労働争議を実施。
2023年4月には24時間のストライキに入り、会社が運行する路線バスが全線で終日運休となるなど、地域に混乱が広がっていました。
和解協定書には、不当労働行為の再発防止や待遇改善が盛り込まれたほか、現在は午後9時35分にJR千歳駅を出発する「泉沢向陽台線」の最終便の繰り下げについての検討などが盛り込まれています。
組合側は「地域住民に利便性の良い路線になるようにみんなで考えて取り組んでいきたい」としています。