1年間の“お勤め終了”道庁・赤れんが仮設見学施設、予定通り閉館へ 八角塔屋根も本格復旧へ
北海道は2024年4月9日、赤れんが庁舎前(札幌市)に設置している仮設見学施設を、ことし5月12日で閉館することを発表しました。
仮設見学施設は、大規模な改修工事が行われている道庁の赤れんが庁舎前にあり、2023年5月にオープンしました。
この施設では、国の重要文化財にも指定されている「赤れんが庁舎」の歴史や庁舎から切り離したシンボル「八角塔」、工事の様子などを見学することができ、ことし3月までに約12万8000人が訪れました。
道は、八角塔の屋根を赤れんが庁舎に再び移し復旧する作業に向けて、仮設見学施設を5月12日で閉館すると決めました。
施設は5月中旬に解体され、その後7月に八角塔の屋根を移設・復旧、来年2月に赤れんが庁舎の改修工事が完了する予定です。