シシャモの資源量が回復せず 2年連続で休漁「この状態だと来年も…」 北海道・鵡川漁協
北海道・鵡川漁協は特産品のシシャモについて、2023年に引き続き今シーズンの漁を取りやめることを決めました。
シシャモの資源量が回復しないことが理由です。
例年10月上旬から11月上旬まで続く特産品のシシャモについて、鵡川漁港は2023年に引き続き、今シーズンの漁を取りやめることを決めました。
むかわ町のシシャモ漁は近年、記録的な不漁が続いていて、2022年の漁獲量はわずか64キロと過去最低を更新しました。
(鵡川漁協 シシャモ部 富野孝次部会長)「この状態だと来年も、最低3年くらい休漁しないとうまくいかないかもしれない」
2024年も推定遡上数が資源維持の目安を下回っていることから、当面は資源量の回復を優先するということです。