３月２６日午後１時ごろ、札幌市豊平区を走る車のドライブレコーダーの映像です。

民家の屋根が強風ではがれ、空中に舞い上がりました。

向かいから来た車は間一髪、屋根の直撃を免れました。

（車に乗っていた人）「大きな鳥が飛んできたかと思ったら、屋根がダンダンダンって。いや本当にびっくりして家に帰ってきてもドキドキしていて、ぶつからなくてよかった」

現場に向かうと、屋根のトタンがはがれ、中がむき出しの状態に。

一部の屋根は電線に引っ掛かったままで、作業員が撤去に追われていました。

消防によりますと、けがをした人はいないということです。

（車に乗っていた人）「強風の日は怖いなと。屋根ってはがれるんだなという、恐ろしいなと思いました」

２６日の道内は広い範囲で強風が吹き、札幌では午後５時までに最大瞬間風速２１．６メートルを観測しました。

新千歳空港ではこんな光景も。

飛行機が滑走路に着陸…と思いきや、風にあおられたのでしょうか、着陸を断念し再び飛び上がっていきました。

当別町の国道２７５号では午後１時ごろ、中央分離帯の木の枝が折れ一時、道路をふさぎました。

強風の影響とみられています。

道内はオホーツク海側や道東を中心に、２７日明け方まで風が強い状況が続く見通しで注意が必要です。