JAF出動多発…陽気一転、札幌気温急降下 路面超悪化ではまる車続出 恩田記者が救出に密着
きのう(2024年2月14日)の春の陽気から一転、きょうの北海道内は気温が急降下。
ツルツル路面もあれば、ぐちゃぐちゃ路面のままになっているところもあります。
あすにかけてはさらに冷え込みが強くなり、路面状況に注意が必要です。
朝から雪がちらついた札幌市内。
春の陽気から一転、きのうより7℃低くなりました。
街ゆく人を悩ませていたのが、路面状況です。
(恩田記者)「歩道の中心は雪が溶けて水たまりになっています。この水たまりをよけて歩こうとすると、道が斜めになっていて、非常に歩きにくいです」
ぐちゃぐちゃ路面の場所もあれば、ザクザク路面のところも。
歩きにくい状況となっています。
(女性)「きょうは寒いので凍っていて、それがまた歩きにくさにつながっているかなと思う」
(女性)「この悪路はものすごい疲れますね。倍ぐらい疲れて」
この路面状況に、もともと足が悪いと話す女性は恐る恐るタクシーに乗り込んでいました。
この道路状況のため、住宅街の中通りでは、いたるところで車がスタック。
JAFの出動が相次いでいました。
依頼した人は、きのうの暖かさで家の前がザクザク路面になり、簡単にタイヤがはまってしまったといいます。
(依頼した女性)「溶ける前までは普通に走れていたんですけど、ゆるゆるになってスタックした」
こちらの車もザクザク路面にタイヤがはまり、駐車場から出られなくなっていました。
(依頼した男性)「こんな状況になるとは思わなかったですね」
(JAF 沖本修武さん)「駐車場から出られない、(脇道に)入ってしまったがためにどうもならないということばかり。地元の方も予想外みたいですね」
一方、前日より気温が10℃低くなった北見市では、あの路面に逆戻りです。
(小出カメラマン)「横断歩道ではツルツルとなっていて、大変危険です」
横断歩道の路面は凍結してツルツル路面になっていました
きのう10.8℃を観測した札幌。
あすの予想最高気温は氷点下1℃と一気に真冬日まで気温が下がります。
札幌もツルツル路面に逆戻りする可能性があります。
そこで、あすはどのような場所に注意すべきなのか専門家に教えてもらいました。
(ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん)「氷の板みたいな状況が残っているところについては、この後冷えこむともう一回凍るのでツルツル滑る路面になると思う」
まずは、氷の板のようになっている場所です。
ここは小股で歩くことが重要だと話します。
さらに―
(ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん)「地面が見えているような薄い氷があるようなところは少し気温が下がると凍っちゃいますので、こういうところも局所的に滑る状況が起きると思う」
地面が見えかけている場所です。
こういった場所は雪が溶けきらず、そのまま凍ってしまう可能性があるということです。
(ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん)「ザクザク、ツルツル、いろんな状況が混ざった状況に明日はなると思う」
あすにかけてさらに冷え込みが強くなる道内。
ツルツル路面も加わるため、引き続き注意が必要です。