去年12月、聖籠町の空き家から78歳の男性が遺体で見つかった事件で、捜査本部は阿賀町に住むリフォーム業の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

捜査本部は25日午後2時に記者会見を開きました。

捜査本部の会見
「被疑者小山大輔は令和6年10月26日、新潟県北蒲原郡聖籠町大字次第浜所在の空き家の敷地内の土の中に、小杉英雄さん当時78歳のご遺体を埋めて遺棄した」

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは阿賀町に住むリフォーム業の小山大輔容疑者33歳です。

小山容疑者は去年10月26日、新潟市に住む小杉英雄さん78歳の遺体を聖籠町にある空き家の敷地の土の中に埋めて遺棄した疑いです。

小杉さんは去年10月に行方不明となり、12月に遺体で見つかっていて、新潟県警は捜査本部を設置し死体遺棄事件として捜査を続けてきました。

また、小山容疑者は山形市の無職・伊藤貴章容疑者32歳とともに詐欺の疑いでも逮捕されています。

2人は去年10月小杉さん名義の通帳を不正に使用して3回に渡りあわせておよそ345万円を引き出した疑いです。

2人は小杉さんの口座から現金を不正に引き出したとしてすでに先月15日付けで詐欺の罪で起訴されていました。

2人は知人関係にあるということです。

捜査本部の会見
「2か月という期間はかかったが、死体遺棄事件として被疑者の逮捕になったが、これからもさらに捜査を進めて小杉さんのご無念をはらしてまいりたい」

関係者によると、小山容疑者と小杉さんは小杉さんの自宅の改修工事で接点があったとみられています。

小杉さんの死因は何者かによって首を圧迫されたことによる「窒息死」で、捜査本部は小杉さんが殺害された経緯も調べています。