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【新米】コメの早生品種の初検査 去年は猛暑で“1等米”が激減 ことしの品質は 《新潟》

2024年8月28日 19:24
【新米】コメの早生品種の初検査 去年は猛暑で“1等米”が激減 ことしの品質は 《新潟》

新潟市でコメの早生品種の品質検査が始まりました。去年は猛暑の影響を受けましたが、ことしの品質はどうだったのでしょうか?

黄金色に実った田んぼ。
新潟市西蒲区では早生品種「ゆきん子舞」の収穫が始まっています。

〈コメ農家〉
「ことしは去年よりいいんじゃないか。どこもいい」

ことしは天候に恵まれ順調に仕上がっているといいます。

稲刈りが次々と始まる中、新潟市西蒲区ではJAによるコメの初検査が行われました。

〈JA新潟かがやき 丸山知一さん〉
「等級は期待できる。もう1等米ついてほしい」

JA新潟かがやき管内の昨年度のコメの取扱高は約10万トンと全国トップを誇ります。

しかし去年は記録的な猛暑により1等米比率が「ゆきん子舞」が6割、コシヒカリはほぼゼロだったといいます。

28日検査するのは、「ゆきん子舞」と酒米「五百万石」計75トン。

検査員が粒の大きさや水分量などを調べた結果…

28日はすべてのコメが1等米となりました。

〈JA新潟かがやき 丸山知一さん〉
「ほっとしましたね。生産者の頑張りが実ったかなと」

一方、全国的にコメが品薄となっていることについては…

〈JA新潟かがやき 遠藤 一雄 副会長〉
「新米がとれ始めましたので、みなさんが食べられる量は十分に供給できる。消費者のみなさんに届くように努力しますので、見かけたらすぐに味わっていただきたい」

コシヒカリの検査は9月中旬に始まるといいます。

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