大雪の影響か 高校の暖房用の灯油タンクから約1000リットルの灯油が流出 付近の太田川にオイルフェンス設置 《新潟》
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長岡市は19日、市内の高校の敷地内で灯油が流出する事故があったと発表しました。
長岡市によりますと灯油の流出事故があったのは、長岡市宮栄の長岡英智高校の敷地内で校舎の暖房用の灯油約1000リットルが流出したということです。
18日午後2時に職員が灯油タンクが満タンになっているのを確認していましたが、19日の朝8時半にタンクが空になっているのを発見し、その後、地上配管の破損を確認したということです。
地上配管は校舎の外側にむき出しの状態で設置されているということですが、当時、屋根雪が地上へ落ちて雪の重みで配管の接続部を破損したとみられています。
19日午後1時前、学校から通報を受けた市が現地を確認したところ、地上配管から流出した灯油の一部が雨水管を通じて、一級河川の太田川に流出していたことが確認されたことから、関係機関とオイルフェンスを設置しました。市は敷地外へ灯油が流出しないよう敷地の側溝に油吸着マットを設置し、流出した灯油の処理や周辺土壌への影響調査を実施するよう指導したということです。