住宅火災 焼け跡から身元不明の男性の遺体 県内で火災相次ぐ 火の元に注意を《新潟・魚沼市》
14日朝、魚沼市の商店街にある住宅で火事があり、焼け跡から1人の男性の遺体が見つかりました。
県内は火災が相次ぎ先月は合わせて7人が亡くなっていて、県が注意を呼びかけています。
火事があったのは魚沼市堀之内の本町通り商店街にある住宅です。警察と消防によりますと14日午前9時前、近くを通りかかった通行人から「黒煙が見える」などと消防に通報がありました。
消防車7台が出動し、火は約2時間後に消し止められましたが、焼け跡から1人の男性の遺体が見つかっています。火事のあと、火元の住宅にひとりで住む山田鐡男さん(85)と連絡がとれていません。
県内では火災が相次いでいます。県によりますと去年12月の発生件数は39件にのぼり、長岡市で10歳の小学生が犠牲となるなど、あわせて7人が亡くなっていています。
この時期は特に火災の危険が高まるとして、県はストーブなどの暖房器具を適切に使うよう呼びかけています。