大分県大分市出身の洋画家・佐藤哲さんの個展が、25日から大分市で開かれています。

大分市の県立美術館で始まったのは「佐藤哲の世界展」です。
大分市出身の佐藤哲さんは日本芸術院会員で日展の副理事長などを務めていて、光と影を感じさせる表現と力強い画風で知られています。

80歳の節目の年に合わせて開かれる今回の個展には、美しい自然の風景画や生き生きとした人物画など約30点が展示されています。
中には日展の受賞作もあり、訪れた人たちが佐藤さんの世界観に引き込まれていました。

◆佐藤哲さん
「見た通り描いているのではなく、絵づくりをして描いている。それを何となくわかってもらえればありがたい」

この作品展は3月31日まで大分市の県立美術館で開かれています。