薬局同士の医薬品の受け渡しにドローンを活用しようと大分県別府市で17日、全国初となる実証実験が行われました。

この実証実験は薬局から別の薬局に医薬品を運ぶ全国初のもので県と別府市薬剤師会などが行いました。

17日は塗り薬が入った箱をドローンが約1.5キロ離れた薬局に7分ほどで届け、関係者が安全面などを確認していました。

別府市薬剤師会に加盟している薬局は医薬品が足りなくなった場合、他の薬局からタクシーなどで配送してもらっていますがドライバーの人手不足で安定供給が課題となっているということです。

別府市薬剤師会では「薬剤師などを操縦士として育成し実用化を目指したい」と話しています。