大分県の男性職員が同僚の女性の車にGPSを取り付けて行動を監視するストーカー行為を行っていたとして、略式命令を受けていたことが分かりました。

ストーカー規制法違反の罪で略式命令を受けたのは、県の農林水産部に所属する31歳の男性主任です。

県によりますと男性主任は福祉保健部に在籍していた去年9月ごろから同僚の女性職員に好意を抱き、ことし1月、女性の自家用車のナンバープレートにGPSを取り付け行動を監視し始めました。
その後、男性主任は女性が不審な行動をしたと思い込み、仕事で使っていたデータから女性の配偶者の連絡先を入手し電話をかけたことで事態が発覚しました。

男性主任は11月、大分簡裁から罰金30万円の略式命令を受けていて、県は26日付けで停職6か月の懲戒処分としています。