「楽しんで読んでもらえたら」福祉を学ぶ高校生が点字に訳した絵本を図書館に寄贈 大分
楊志館高校の生徒が大分市の図書館に点字に訳した絵本を寄贈しました。
大分市にある点字図書館「むくどり文庫」に絵本を点訳して寄贈したのは、楊志館高校福祉科の生徒です。
福祉科の3年生30人が2年生から授業で点字を学び、その集大成として絵本の点訳に取り組みました。
17日は代表の生徒3人がむくどり文庫を訪ね、木村幸二館長に絵本を手渡しました。
絵本は「おおきくなるっていうことは」など3冊です。
生徒たちは専用の道具を使って透明なシールに点訳した文章を1文字1文字丁寧に打ち込み、絵本に貼り付けたということです。
◆楊志館高校 福祉科3年 首藤 海斗さん
「いろいろな目が見えない子どもたちや大人たちに楽しんで読んでもらえたら」
絵本は視覚障害のある人が楽しむだけでなく、点字練習などにも使われるということです。
最終更新日:2024年12月17日 12:09