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20歳の若者に聞く「将来の夢」 誕生した2003年度の出来事も紹介【大分】 

2024年1月9日 19:23
20歳の若者に聞く「将来の夢」 誕生した2003年度の出来事も紹介【大分】 

きのう1月8日は「成人の日」でした。
成人年齢は18歳に引き下げられましたが、大分県内ではことし多くの自治体で20歳を祝う式典が開かれました。
節目を迎えた若者たちに将来の夢などを聞きました。

大分市で開かれた「20歳のつどい」には、約3700人が参加しました。

新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行後、初の開催となった「20歳のつどい」。

今年度20歳になる参加者たちは高校時代がコロナ禍と重なった世代です。
会場ではマスクを外して友人との再会を喜ぶ様子が見られました。

◆参加者
「コロナとかが、学生時代あったが、やっとこうやって成人の日を迎えてマスクなしで参加することができてとてもうれしく思う」
「みんな大人っぽくなっているが、 笑顔とか変わらないのですごく懐かしいのと安心した」
「みんなに会えてうれしい」

20歳の節目を迎えた若者たちにそれぞれの将来の夢や目標を聞きました。

◆参加者
「私はいま、教育学部にいて、将来、中学校の先生になりたいので頑張って絶対になろうと思う」
「20年間生まれ育った大分をもっといい街にして、一番の街にしたい」
「大分で有名なネイリストになれるよう頑張ります」
「将来の夢はプロ野球選手。ソフトバンクホークスに入って 今までの感謝を返せる立場になりたい」

そして、お世話になった家族への感謝の思いも。

◆参加者
「(両親へ)いつもありがとうございます。これからもよろしくおねがいします」
「結婚しているが、妻にはもちろん、 ここまで育ててくれた親にも感謝している」

晴れの日を迎えた若者たち。
この日の気持ちを忘れずに、それぞれの夢に向かって歩んで行ってほしいと思います。

20歳の皆さんが生まれた2003年度はどんな年だったのでしょうか?

昨年退任した広瀬勝貞氏が大分県知事に初当選したのが、2003年の4月でした。
厳しい財政状況の中での船出となりましたが。この年から5期20年にわたり、大分県のリーダーを務めることになりました。

新型肺炎SARSが中国を中心に世界中に広がったのがこの年の春。
県内でも対応に追われました。

「おれ、おれ」と孫などのふりをしてお年寄りから金を騙し取るいわゆる「オレオレ詐欺」、この年から、その被害が県内で目立つようになりました。

スポーツでは大分舞鶴高校ラグビー部が、花園で準優勝。
20年ぶりの快挙に県内が沸きました。

大分トリニータは悲願だったJ1昇格1年目。
最終戦までもつれ込んだ残留争いではサポーターの大声援を受け、辛くもJ1残留を果たしました。
あれから20年…トリニータはことし、片野坂知宏監督のもとでJ1復帰を目指します。

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