「TSMC」工場開所で“半導体バブル” 大分県内の企業でも新たな需要 大分
2月24日に熊本県に日本初となる工場を開所したTSMC。
大分県内の企業でも新たな需要が生まれています。
大分市にある創業30年のテック・エンジニアリングは半導体の製造装置回りの電気配線工事を手掛けています。
半導体製造は空気中の不純物などを取り除いた「クリーンルーム」での作業が必要で、そのノウハウがあるテック・エンジニアリングは去年の秋からTSMCに技術者を派遣しています。
この事業の売上高は約20億円を見込んでいるといいます。
◆テック・エンジニアリング営業部 久保田達也課長
「非常に光栄に思っています。次の第2工場の建設も決まっているので、そちらの方も受注できるように頑張っていきたい」
熊本に留まらず九州各県に広がる“半導体バブル”。
大きなビジネスチャンスが動き出し県内の関連企業でもさらなる活性化が期待されます。