大分県の佐藤知事と大分市の足立市長 初のトップ会談 産業や観光振興・児童虐待防止などで政策協議
大分県の佐藤知事と大分市の足立市長がお互いに連携して課題解決に取り組むための政策協議を27日、初めて行いました。
大分県と大分市のトップ同士の政策協議はお互いに連携して行政の課題を解決することを目的に行われていて今回が10回目です。いずれも去年就任した佐藤知事と足立市長による政策協議は今回が初めてです。県庁で行われたおよそ1時間15分の会談では、企業誘致を進めるために産業用地の確保をすることや増加する児童虐待の対応などで連携を強化していくことを確認しました。
また、足立市長は事前に決められていたテーマ以外に外国人の教育環境を向上させるため、インターナショナルスクールの設置に向けた研究をすることを県にも求めたということです。
◆足立市長
「外国人の方々が家族を連れて、子供を連れて、大分県に住んでもらって、それでよかったなと思ってもらえるような教育環境を作りたい」
◆佐藤知事
「県とそれから大分市の教育委員会で協力しながら研究を進めていきたい」
佐藤知事は「意義のある意見交換ができた。今後につながっていく」と話していました。