娘の交通事故を利用して保険金をだまし取ろうとした大分県の元中津市議会議員の女に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

詐欺未遂などの罪に問われているのは中津市の元市議会議員須賀要子被告47歳です。

判決などによりますと須賀被告は2021年11月、自転車に乗っていた娘が車と衝突する事故にあったことをきっかけに服と時計の修理を装い見積書を偽造して保険会社からおよそ4万5000円をだまし取ろうとしたとされています。

6日の判決公判で大分地裁中津支部の井上結美子裁判官は「事故で損傷した物の買い替えに手出しが発生することに納得が出来ず、実際よりも高い金額で損害を申告することを決意した」などと指摘。一方で、「市議会議員を辞職するなど社会的制裁を受けている」などとして

須賀被告に懲役1年6ヵ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。