県産ブランド「大分白ねぎ」旬入り宣言 猛暑の影響で生産量は減少も、甘い味わいに仕上がる
大分県産ブランド「大分白ねぎ」の旬入りが10日、宣言されました。
白ネギの県内の生産量は西日本一を誇り、基準を満たしたものが「大分白ねぎ」のブランド名で出荷されています。
鍋料理などで冬に需要が高まるのに合わせ、10日朝は大分市の公設地方卸売市場で旬入り宣言式が行われました。
2024年は猛暑の影響で生産量の落ち込みがみられるものの、例年通りの甘い味わいに仕上がっているということです。
◆大分白ねぎ連絡協議会和泉陣会長
「特に火を通すことでネギは非常に甘くなるので、温かい料理で皆さんに食べていただきたい」
式のあと行われた競りでは1キロあたり536円で取引され、2023年の同じ時期より8割ほど高値となりました。
今シーズンはおよそ4600トンの収穫が見込まれていて、県内をはじめ、九州各県や関西方面などに出荷される予定です。