山車を曳いていた中学生の女の子など2人重傷 大分県三大祇園の1つ中津祇園
28日大分県中津市で行われた「中津祇園」の会場で、女子中学生が転倒して重傷を負うなど相次いで事故が起きていたことがわかりました。
事故があったのは、「中津祇園」の主な会場である中津市二ノ丁の中津神社です。
警察などによりますと、「中津祇園」の最終日である28日午後11時ごろ、山車が神社の境内を回る「練り込み」の最中に、山車の引き手を務めていた10代から20代の男女4人が転倒して病院に搬送されました。
このうち三重県の女子中学生が転倒し、頭の骨を折るなどの重傷を負っています。
また、この会場では中津市内に住む75歳の女性も午後9時半ごろ別の観客とぶつかって転倒し、腰の骨を折る重傷となっています。
いずれも命に別条はなく警察が事故の原因を調べています。
主催者の中津祇園保存協議会は、「二度とこのような事故を発生させないよう、再発防止に全力を注ぎます」とコメントしてます。
8月1日、祭りの実行委員会で今回の事故について報告し、今後の対応を検討するということです。