大分県大分市に住む30代の女性が、480万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。

警察によりますと7月下旬、女性の携帯電話に「＋」から始まる国際電話番号の着信があり、NTTファイナンスを名乗る男性から「サイトの未納料金がある。違約金と未納料金を支払わなければ裁判になる」と言われた後、個人情報保護委員会を名乗る男性から「新たにサイトの未納料金があることが分かった」と言われたということです。

その後、今度は日本サイバー犯罪対策センターを名乗る男性から電話があり「あなたの携帯電話機からウィルスがばらまかれ、多数の被害者が出たが、サイバー保険に加入すれば保険金で被害者に補償ができる」などと言われ、信じた女性は6回にわたり、指定された口座に合計480万円を振り込みだまし取られたということです。

警察は「電話やSNS上でお金の話が出たら詐欺を疑い、すぐに電話を切って警察や家族に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。