×

「野辺山に行きたいかー!」「オー!」 “知力、体力、時の運” 第1回JR小海線横断クイズ王決定戦 初代王者に輝いたのは…【長野】

2025年2月25日 19:01
「野辺山に行きたいかー!」「オー!」 “知力、体力、時の運” 第1回JR小海線横断クイズ王決定戦 初代王者に輝いたのは…【長野】
第1回JR小海線横断クイズ王決定戦

続いては「ニューヨークに行きたいかー!」ではなく、野辺山に行きたいんです。JR小海線のクイズ王に俺はなる。

司会者
「海が付く駅は、何駅あるでしょうか?はい!発信会の皆さん」
男性
「4つ!」(ピンポンピンポン!)
他チームの男性
「やばいな、これは」

23日、満を持して開催された「第1回 JR小海線横断クイズ王決定戦」。
初代王者の座に輝いたのはどのチームか!?

「野辺山に行きたいかー!」「オー!」

青空が広がった23日。小諸市の大手門公園に県内外から18組30人が集まりました。

南箕輪村の男子高校生
「私にとっては鉄道好きのルーツである小海線に目いっぱい愛を伝えられるように頑張りたいと思います」
広島県からの男性
「広島から来たんですけど、きのうは景気づけに碓氷峠を歩いて超えてきました。きょうは大荷物なんですけどトロフィーを抱えて帰れるように頑張ります」

今年初めて開かれた「JR小海線横断クイズ王決定戦」。小海線の認知度を高め、利用者の増加を目的に沿線住民の有志が企画しました。求められるのは、“知力、体力、時の運”。

「小海線クイズ列車出発進行!」「よっ!」(パチパチパチパチ)

クイズは貸し切り列車の中でスタート。問題は小海線や沿線地域にまつわるもので、地元の高校生も考えました。

女子生徒
「第1問です。小海線で運行されている観光列車の名前は?①リゾートビューふるさと②おいこっと③ハイレール1375どれでしょうか?」

正解は…ホームに注目。

司会者
「あっ待って、見えます?見えますか?皆さん?皆さん、見えましたか?正解は3番。ハイレール1375でした!ありがとうございました~」

1問目は、全員正解。ところが徐々に難易度が高くなり。

出題者
「小海線の営業車両、キハは何種類あるでしょう?」

参加者
「やべっ、さっき見ときゃ良かった~」
参加者
「どっちだっけ?どっちだっけ?どっちか、どっちかなんだよ」

1問でも不正解になると駅に置いていかれます。

司会者
「脱落者の皆さんに手を振ってあげましょう!みんな頑張ってくるねって」

一行を乗せた列車は、JR線の中で日本一標高が高い南佐久郡南牧村にある野辺山駅に到着。標高は1345.67メートルです。そこで待っていたのは、“バラマキクイズ”。グラウンドにまかれた封筒の中にクイズが入っています。

司会者
「よーいスタート!頑張って~」

制限時間内にった拾った封筒のクイズにより多く正解した上位3チームが決勝に進出できます。近くの封筒は難易度が高く、遠くの封筒は難易度が低い問題で中には。

司会者
「ハズレでした、ハズレでした、もう一回行ってきて!」

運と体力も必要です。

男性
「はぁはぁはぁはぁはぁ…」
司会者
「小海線沿いの日本のおへそはどこ?①川上村②小海町③南牧村」
男性B「③の南牧村」「正解!おめでとうございます」

過酷な“バラマキクイズ”を突破し、見事決勝に進んだのはこちらの3チーム。決勝は早押しクイズです。

司会者
「第1問。小海線で一番新しく開業した駅は?小海線魅力発信会の方」「佐久平駅!」(ピンポンピンポン)「正解です」
司会者
「小海高校の最寄り駅で馬に流すと書いて」「まながし駅!」「正解です」

好調なスタートを切ったのは、佐久長聖高校1年生コンビの「小海線魅力発信会」。

チーム佐久長聖
「やばいな、これは…」

校長先生と生徒がチームを組むチーム佐久長聖も追い上げます。

司会者
「突然ですが、今何問目ですか?「はい!」「6問目?」(ピンポンピンポンピンポン)「正解 !」

しかし。

司会者「はい!発信会の皆さん」「4つ!」(ピンポンピンポン)

その後も圧倒的な強さを見せた「小海線魅力発信会」が18問中9問正解して優勝。JR小海線の初代クイズ王の座に輝きました。

小海線魅力発信会 佐久長聖高校1年 佐々木恭徳さん
「頑張ったかいあって、優勝できてとてもうれしいです。まだ世の中の人に知られていないところがあるので、もっと小海線にたくさんの人に乗ってほしいなって思いました」

小海線魅力発信会 佐久長聖高校1年 池田有輝さん
「問題として出すといろんな事実があるっていうのを再認識したので発掘できる魅力がたくさんあるなと思いました」

最終更新日:2025年2月25日 19:22
    テレビ信州のニュース